創業準備のポイント(2) -2
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さて、売上高や利益の予測も起業準備の1つです。多くの人はつい自分に甘くなって、売上は多めで支出は少なめという大変楽観的な見方をしてしまうものです。しかし、それでは役に立ちません。同業の他社の実績や実態を調べて、「これなら間違いない」と自分が確信できる数字をはじき出しましょう。
事業をきちんと進めていくためには、借入金が少ないほうがいいのは当然です。返済する借入金の金額が大きいと、せっかくの事業が途中で採算割れしてしまったり、経営の健全性を害したりすることがあります。
起業ことを決めたら、まずは自己資金を確実に蓄積していこうとする手堅い経営態度がきわめて重要です。起業のために資金を借入しようという場合、保証人や担保が必要になることがありますから、あらかじめどうするか検討しておく必要があります。
ところで、日本政策金融公庫の国民生活事業には、担保なし、保証人なしで利用できる「新創業融資制度」という融資制度があります。検討してみましょう。
具体的に、自分が思い描く事業展開のイメージを、文字や数字にしてみます。借入時には説明資料として事業計画書が求められますので、自分が本当にやりたいことが本当に実現できるのか入念に明確することが大事です。
このような丹念な準備ができたら、ようやく具体的な創業準備を進めていきましょう。
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