創業準備のポイント(1) -2




 起業する事業ですが、今の自分に経験や知識がある業種、興味がある業種が妥当です。ノウハウや技術、技能、人脈などを築くためには、何よりも経験が大事です。  特に受注先を確保するためには、会社員時代に培った人脈や信頼が影響を与えます。今までに経験したことのない分野で成功するのは現実問題なかなか困難ですから、FC加盟のような、経験不足を補える道を考えてもいいでしょう 。

 そもそも立派な経営者になるためには経理や税務、法律などの幅広い知識やノウハウが欠かせません。体力や努力、金銭感覚も重要です。

 その前段階として、家族が起業について十分な理解をしていないと、足を引っ張られたりして大変なコトになる場合があります。自分の家族は最も信頼できる協力者であり理解者であるべきなのです。そういう家族があれば、どんな困難でも乗り切る支えになるに違いありません。

 起業する業種によっては、どの地域で始めるかが重要になります。人通りが多いなどの立地条件に優れた場所は、そのぶん費用負担が大きいのが普通ですから、コストが合うかどうかきちんと精査する必要があります。

 自分の所有物件を活かしたり、立地条件が悪くてもそれを逆手にとったサービスが提供できないかなど、いろいろと検討しましょう。

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